眉毛脱色すると顔全体の印象が変わって一気に垢抜けますし、やさしい雰囲気に見せたりメイクが楽になるメリットがあります。
しかし、「眉毛脱色ってしないほうがいの?」「どんなデメリットや注意点があるの?」など疑問に思ってる方も多いですね。
実は、日本のメーカーからは、眉毛を脱色するための脱色剤はほとんど出ていません。
これは、薬事法により、脱色クリームを顔やその他の皮膚が薄い箇所に使用することが制限されているためです。
それでも、腕や不要な毛を対象とした脱色クリームを使い、眉毛の色を明るくする人が増えています。
これを読んでいるあなたがもし自分で眉のカラーリングに挑戦したいと考えているなら、市販されている脱色剤を眉毛に使用する際の欠点やリスク、そして注意すべきポイントをいくつかお伝えします。
この記事では、
- 眉毛脱色はしないほうがいい?デメリットとメリット
- 眉毛脱色の注意点
- エピラットを使った眉毛脱色のやり方
- おすすめの眉毛脱色剤
などをまとめています。
眉毛脱色はしないほうがいい?デメリットを紹介
メリットがたくさんある眉毛脱色ですが、デメリットもあるのでお伝えしていきます。
すっぴんだと眉毛がないように見える
眉毛の色を抜きすぎると、すっぴんのときに眉毛がないように見えます。
ただ色を抜きすぎてもメイクしてしまえば気にならないです。
肌トラブルが起きやすい
肌が弱い方は脱色剤でかぶれ、かゆみ、赤みなどのトラブルが起きることがあります。
敏感肌の方は必ずパッチテストを行いましょう。
もし放置している間にヒリヒリ感やかゆみなど異常が現れた場合は我慢せずに、すぐに洗い流してくださいね。
眉毛脱色しないほうがいい人の特徴とは?
どのような特徴を持つ人が眉毛脱色を避けた方が良いのでしょうか。ここで、その特徴を簡単にお伝えします。
敏感肌の人
脱色剤は肌に刺激を与えることがあります。
敏感肌の人は、特に注意が必要です。脱色剤による刺激で肌トラブルが起きる可能性があります。
アレルギー体質の人
脱色剤に含まれる成分に対してアレルギー反応を示す可能性があります。
アレルギー体質の人は、使用前にパッチテストを行うなどの対策が必要です。
濃い眉毛を持つ人
とても濃い眉毛の人が脱色をすると、不自然に見えることがあります。
自然な印象を保ちたい人は、脱色を避けた方が無難です。
頻繁にメイクのスタイルを変える人
眉毛の色を変えると、その色に合わせてメイク全体を調整する必要があります。
頻繁にメイクのスタイルを変える人は、その都度調整が面倒になるかもしれません。
自然な眉毛の色を好む人
眉毛の脱色は明るい色にするものですが、自然な色合いを好む人には向いていません。
自分の眉毛の色に満足している人は、脱色する必要はないでしょう。
以上のような特徴を持つ人は、眉毛脱色を避けた方が良いかもしれません。眉毛脱色は個人の好みや肌の状態によって合う合わないがありますので、実行する前にしっかりと検討しましょう。
眉毛脱色のメリット
眉毛を脱色することでどう変わるのでしょうか。メリットをまとめました。
顔全体を明るく見せる
眉が濃いめだと、どうしても顔全体が暗く見えますし地味な印象になります。
眉毛を脱色すれば透明感が出て顔全体がパッと明るく見え、一気に垢抜けるんです!
目元が強調される
眉が濃かったり太かったりすると、眉毛が悪目立ちします。 すると目元の印象が薄くなって、せっかくメイクしても目が小さく見えがち。
眉毛脱色すれば眉毛の印象が薄くなるので、目元が強調されデカ目効果バツグンなんです!
メイクが楽になる
ペンシル、アイブロウをしてから最後に眉マスカラを使っている方が多いと思いますが、脱色後は眉マスカラを使わなくていいのでメイクが楽ちん!
眉マスカラの失敗でやり直したり、メイク落ちの心配がなくなるのは嬉しいですよね。
やさしい雰囲気になる
眉毛が茶色くなるだけで顔全体がふわっとしたやさしい雰囲気になるのです。
色素薄い系女子に憧れている方は絶対に茶色くするべき!
いつもキツそうに見られがち…という方は眉毛を脱色するだけでもガラリと雰囲気が変わるのでおすすめです。
眉毛脱色の正しいやり方
失敗しない眉毛脱色のやり方を紹介していきます。
- 脱色剤(エピラットなど)
- クリーム(ワセリンや乳液でもOK)
- 綿棒
- ティッシュ
- 眉コーム
眉毛を整える
眉コームを使って眉毛全体の汚れを落とし、眉毛の毛流れを整えましょう。
汚れを落として整えることで、ムラなく脱色できますし、脱色剤の量も少なく済みますよ。
また不要な部分に塗らなくて済むため、肌負担も軽くなります。
眉毛の周りにクリームを塗る
脱色剤は肌に負担がかかるもの。 美容室でカラーをするとき髪の生え際にクリームを塗られた経験はありませんか?
それと同じで眉毛の周りにクリームを塗っておくことで肌荒れを防ぐことができます。
ワセリンや乳液、アイクリームなど何でもOK。
まぶたは皮膚が薄く肌荒れしやすいので、たっぷり塗っておきましょう!
脱色剤を眉全体に塗る
脱色剤を混ぜ合わせたら、眉毛全体に塗っていきます。
付属のスパチュラでもいいですが、垂れやすく初心者だと失敗しやすいので、綿棒を使うのがおすすめ。
眉尻~眉頭へと毛の流れにさからって塗ったら、眉頭~眉尻に塗ると根本まで綺麗に仕上がります。
3~5分程放置
塗り終わったら、ティッシュを貼付して3~5分程放置します。
ティッシュを貼ることで脱色剤がしっかり密着して綺麗に脱色できますよ。
10分以上放置する方もいますが、肌に負担がかかりますし眉毛が不自然になってしまうのでおすすめしません。
ティッシュで拭き取ったら洗顔
3~5分経ったら、ティッシュで拭き取りましょう。
軽く洗顔したら、仕上げに化粧水などで保湿し完成です♪
普段から脱色しているので分かりにくいですが、 ビフォーアフターはこちら。
下が染めたほうです。茶色になっているのが分かりますか?
頻度は3週間~1か月程度がおすすめ
脱色自体、肌にかなりの負担がかかります。
頻繁に行うと眉毛が抜けやすくなったり、チリチリと傷んでしまう恐れも。
3週間~1か月程度空けてから行いましょう。
すぐに地毛の色が出てきて気になる場合は、眉マスカラを使うのがおすすめ。
セルフ眉毛脱色の注意点7つ
眉毛を自分で脱色するとき、キレイに仕上げるために気をつけたいポイントがあります。
ここでは、セルフ眉毛脱色をする前に知っておきたい7つの注意点をお話します。
パッチテストをする
脱色剤を使う前に、肌の小さな部分で試してみましょう。肌に合わない場合は赤みやかゆみが出ることがあります。
説明書をよく読む
脱色剤の説明書には、使い方や注意点が書かれています。しっかりと読んでから使いましょう。
目に入らないようにする
眉毛に脱色クリームを塗るときは、少しずつ量を取り、綿棒を使って慎重に塗布してください。この方法では、綿棒が薬剤が目に入るのを防ぐ手助けとなります。
薬剤が誤って目に入ってしまうと、視力を失うリスクがあるとされています。
もしも目に入ってしまった場合は、直ちに大量の水で洗い流し、速やかに医師の診断を受けてください。
肌を保護する
脱色剤が肌につかないように、眉毛の周りには保護クリームを塗りましょう。これで肌を守ることができます。
濃い眉毛は時間をかけて
眉毛が濃い場合、一度で思ったような色にならないことがあります。焦らずに、何度かに分けて脱色するといいです。
脱色時間を守る
長い時間脱色剤をつけすぎると、肌に悪影響が出ることがあります。指定された時間を守って使いましょう。
アフターケアをする
脱色後は肌が敏感になっています。保湿クリームでしっかりとケアして、肌を守りましょう。
セルフで眉毛脱色をするときは、これらのポイントに注意してください。キレイに脱色することができれば、メイクの仕上がりもぐんと良くなりますよ。
おすすめの眉毛脱色剤をチェック
おすすめの脱色剤を紹介するので、参考にしてみてくださいね。
エピラット
エピラットの脱色クリームは現在3種類出ていますが、眉毛脱色なら敏感肌用(紫)がおすすめです。
デリケート肌に配慮した処方です。アンモニアフリーで不快な匂いがしない無臭タイプなのも嬉しいポイント!
ただ、脱色にかかる時間が通常のより倍かかる(個人差あり)ので、スピーディーに脱色したい方は緑のエピラットを使いましょう。
エピラットはドラッグストア・薬局で手に入りますし、値段も安くコスパもいいので愛用者が多く安心感がありますね。
ジョレン
ジョレン(JOLEN)クリームブリーチは芸能人に愛用者が多いイメージ。
雑誌などでもよく見かけるので、ご存知の方も多いでしょう。
アロエ成分が入っているので、肌にやさしく眉にも使いやすいです。
短時間でしっかり脱色できるという特徴があるので、 色が抜けにくいという方におすすめ。
しかし、 取り扱っているお店が少なく、通販で購入している方が多いようです。偽物・類似品も出回っているので購入の際は注意してくださいね。
眉毛脱色はどこでやるのがいい?
眉毛を脱色するとき、どこでやるべきか迷うことがありますね。
家で自分でやる方法と、プロに任せる方法があります。それぞれにメリットとデメリットがあるので紹介します。
自宅で脱色する方法
自宅で眉毛を脱色する最大のメリットは、時間やお金を節約できることです。市販の脱色剤を使えば、自分の好きな時に簡単に脱色できます。
自宅で脱色する場合は、必ずパッチテストをしてアレルギー反応がないか確認しましょう。また、説明書をよく読んで正しく使用してください。
美容院やエステで脱色する方法
プロに眉毛の脱色を任せると、安全に、そして自分の望む色に近づけてもらえる可能性が高くなります。
プロは肌の状態や眉毛の色を見て、最適な脱色剤を選んでくれます。
サロンで脱色する場合は、経験豊富なプロフェッショナルを選ぶことが大切です。友達や家族におすすめの場所を聞いたり、インターネットで評判を調べたりするといいでしょう。
眉毛脱色にオキシドールを使うのはNG!理由とは
眉毛を明るく見せたいとき、オキシドール(過酸化水素水)を使って脱色しようと考える人もいるかもしれません。
しかし、眉毛脱色にオキシドールを使うのはおすすめできません。
ここでは、その理由を3つ紹介します。
肌への刺激が強い
オキシドールは強い酸化作用を持っており、肌に使うと刺激が強すぎることがあります。
特に顔の皮膚はデリケートなので、使うと赤みやかゆみ、炎症を引き起こすリスクがあります。
均一に脱色されない可能性がある
オキシドールを使っても、眉毛の色が均一に脱色されないことがあります。
一部分だけ色が抜けたり、思ったよりも色が明るくなりすぎたりする可能性があり、見た目にも不自然になりがちです。
眼に入ると危険
眉毛は目のすぐ近くにあります。オキシドールが誤って目に入ると、目に大きなダメージを与えることがあります。
重い場合は、視力に影響を与える恐れもあります。
以上の理由から、眉毛脱色にオキシドールを使用するのは避けるべきです。
眉毛脱色を考えている場合は、肌に優しい専用の脱色剤を選んで、正しい方法で行うことが大切です。
眉毛脱色以外で垢抜ける方法!
眉毛を脱色する以外にも、自分の見た目を新しく、おしゃれに見せる方法がたくさんあります。
特に、眉毛を整えることで顔の印象は大きく変わります。ここでは、眉毛脱色をしなくても垢抜けることができる3つの方法を紹介します。
眉毛の形を整える
自分の顔の形に合った眉毛の形を見つけることが大切です。眉毛を整えることで、顔の印象がぐっとシャープになります。
眉毛の整え方が分からない場合は、美容院やメイクアップアーティストに相談してみましょう。
眉マスカラを使う
眉毛の色を脱色せずに変えたい場合は、眉マスカラが便利です。
髪の色に合わせて眉毛の色を少し明るくするだけで、顔全体が明るく見えます。使い方も簡単で、いろいろな色から選べます。
眉ペンシルで細かい部分を埋める
眉毛の隙間を眉ペンシルで埋めることで、ふんわりとした自然な眉毛に見せることができます。
自分の眉毛の色に合ったペンシルを選び、軽く描き足すだけでOKです。
まとめ:眉毛脱色はしないほうがいい?メリットデメリットを紹介!エピラットを使った正しいやり方と垢抜けるポイントもまとめてみた
眉毛脱色することで、一気に垢抜ける顔になります。
脱色して良かったという声がたくさんますが、肌トラブルが起きてしまった!という方もいますね。
脱色クリームは本来、眉毛に使う目的で販売されていないので、すべて自己責任となります。
使う前は必ずパッチテストを行い、安全を確認してから眉に使うようにしましょうね。